こんにちは、
のぶです

さて、パート1、パート2に続き、今回はタスマニアツアー2日目の報告です。
2日目(6月1日)は、今回のツアー最大の目玉、タスマニア州政府からの感謝状の贈呈式及び昼食会の日です

ホテルで朝食をとって、時間があったので少し散歩をした後着替え、タクシーにて会場へ向かいました。
場所はウォータフロントのレストラン。
今回の感謝状贈呈式の主催はタスマニア州副知事も兼任しております、タスマニア経済開発庁長官のラーラ・ギディングス氏です。
名前から女性とは推測出来ましたが、副知事、経済開発庁長官というくらいなのでどんな方が来るのかみんなドキドキしながら待っていたら、なんと36,7歳(私と同じ位

)の非常に若くかわいらしい方でした


みんなビックリ




初めは秘書の方かと思うほどでした

聞いてみると、タスマニアはおろか、オーストラリア自体が政治家は日本と違いみんな若く、概ね40~50歳まで続けばいいほうだとか…
確かに現オーストラリアのラッド首相は53歳と若いですし、現地の人に聞いたところ、前首相のハワード首相は政策面や経済発展に大きく貢献し、人気が高かったが、政権の座が長いことから、変化を求める若い有権者の支持を得られず選挙に敗北したと聞いたことがあります

もちろんオーストラリアは歴史の浅いこともあると思いますが、日本との間隔の差を改めて実感しました。
さて、少し話はそれてしまいましたが、無事長官が会場入りし贈呈式の開始となりました。
するとどうでしょう

あっという間に会場はテレビ局や新聞記者で溢れ返ったではありませんか


↑贈呈式の様子。黒い服で感謝状を手にしているのがギディングス経済開発庁長官。右隣がフランシス・ベンダー。一番右が北辰水産さんの高山専務。一番左のピンクのドレスの方は州政府公認の通訳を行うユキコ・バーンズさんです。

↑報道機関の多さがわかると思います

ギディングス長官が北辰水産さんへの敬意と感謝の意を表し、素晴らしい感謝状が高山専務への手と渡りました



↑長官から高山専務へと感謝状が渡った瞬間です。すごい感動しました


ギディングス長官から感謝状が渡った後、フランシスからも感謝の意が評されました。
ヒューオン社単独で北辰さんとの取り組みはまだ2年弱ですが、その間、試食会など、独自の取り組みお重ねてきたのでヒューオン社としても今回の感謝状贈呈は心から嬉ったみたいです

フランシスのスピーチの後、社長のピーター(ピーターは人目で話すことが大の苦手)から、立派なサーモンのはく製が贈呈されました


↑ピーター・ベンダー社長から記念品のサーモンのはく製が高山専務に渡った瞬間


↑贈呈式後、報道機関向けにギディングス長官、ベンダー夫妻、高山専務との記念撮影。みんないい顔してます

式が終わった後は、外で報道陣からの取材が始まりました


タスマニアサーモンやタスマニアの環境についての感想、北辰水産さんでの販売数量や売上、今後の展開など、一通り質問がされた後、ついに来ました、クジラに関する質問

みなさん御存じのようにオーストラリアは強烈に捕鯨反対を表明しているIWC加盟国です

また、オーストラリアから、あの有名なシーシェパードへ多額の資金が流れているとも言われており、実際のシーシェパードのスティーブ・アーウェン号がホバートに停泊している姿を去年のタスマニア出張で見たくらい、捕鯨反対に関心の高い国です


↑報道陣の質問に答える高山専務
予期せぬ質問にも高山専務は日本人が誰もが思っている文化の背景を堂々と報道陣へ伝え、質問に答えておりました。さすです

その後はレストランでの昼食会


レストランが気を使ってくれて、チャーハンや焼きそばなどの和食風メニューに加え、スモークサーモンや牡蠣、サラダなどどれもおいしい料理を提供してくれました


↑昼食会後、ギディングス長官と高山専務のツーショット

これにて贈呈式及び昼食会は終了。ダラダラとせず、非常に段取りの取れた内容でした。
この場を借りまして、感謝状を贈呈しいただいた、タスマニア州副知事兼経済開発庁長官ラーラ・ギディングス氏、経済開発庁対日担当アラン・キャンベル氏、日本オーストラリア領事館竹内氏、ヒューオン社ピーターとフランシス・ベンダー夫妻、ヒューオン社輸出担当アントン・ヒューオンに感謝したいと思います。
本当にありがとうございました

また、式典のためわざわざ日本からお越しいただいた高山専務をはじめとする北辰水産課長の皆さん、柏の吹野さん、横浜の松尾さん、本当にありがとうございました

非常に貴重な経験が出来ましたし、今後、さらなる努力をしていく起爆剤ともなりました。
さて、式典後は車で約1時間半のところにあるヒューオン社の養殖場へと向かいました。
この内容は次回へのお楽しみ