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タスマニアツアー パート4

こんにちは、のぶです

パート3ではタスマニア州政府から北辰さんへ感謝状の贈呈式典、テレビ/新聞の取材、昼食会の模様を報告しましたが、今回はその後のヒューオン社訪問について報告します

ホバート市内で行われた贈呈式後、車で約1.5時間離れた、Hideaway Bay(ハイダウェイ ベイ)というヒューオン社の本部がある場所へ向かいました。

タスマニアサーモンのほとんどは、世界遺産の森から流れている、ヒューオン川河口付近を拠点として、養殖用のいけすが点在しています。

タスマニア独特のタンイン成分が豊富に含んだ土壌が、雨などで川へ流れ出ることで、ほとんどの河川は赤茶色をしています。海への河口付近も同じ色をしています

初めての方は、透き通った綺麗な青色の海を想像して養殖場を訪れ少しがっかりする方もいらっしゃいますが、実はのタンニン成分がサーモンの養殖にとって非常にいいとされております。

栄養価が高いことで周辺の海は豊富な栄養が含まれているほか、タンニンには抗酸化物が含まれており、サーモンもこの栄養を吸収しながら成長します。

この影響か、他のサーモン養殖国で頻繁に発生する病気はタスマニアでは存在しません

ほんとに安心でおいしいサーモンは、やはり環境から、ってことでしょう

さて、御一行は無事養殖拠点へ到着。すると社長のベンダー夫妻が出迎えてくれて、大きな船に乗って養殖場へ向かいました

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↑イケスへ向かう途中の船内の様子。みんな結構寒そういや、寒かったです

あいにくの曇り空でしたが、波はなく、約20分かけて沖合の養殖イケスへと到着

ヒューオン社で使用しているイケスのほとんどは円周168mの大型イケスです

沖合は、悪天候時、波が5m以上になることから、一つ一つのイケスは単独で海に浮かんでおります

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↑ヒューオン社のイケス

餌はすべてコンピューター管理された自動の給餌機を使い、イケスの中にあるセンサーが餌の落下を感知し、多ければ自動的に給餌を止める、非常に頭のいいヤツです

この給餌機へは定期的に大型船が補給にくる仕組みです

一通りイケスを視察後、戻ろうとしたら、居ましたアザラシです

本来なら感動するところですが、職業柄、あまり喜べません

実は、タスマニア養殖サーモン産業でもっとも厄介なのがアザラシなのです

アザラシは非常に頭がよく、彼らにとってサーモンは最高のごちそうです

しかもイケスの中は食べ放題状態

動物愛護の観点から、もちろん射殺などは出来ず、せいぜいイケスの近くに罠を仕掛け、かかったアザラシを船で遠くまで運びリリースする位しか出来ません

先ほど言ったように、アザラシは非常に頭がよく、群れで行動します。しかもおいしいサーモンが大量に泳いでいるのですから、もうアザラシにはたまりません

年々増加の一途をたどっています

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↑イケスの上で日向ごっこするアザラシの群れ

つい先日、イケスの上に、実に58頭のアザラシが寝そべっていたそうです

ヒューオン社は年間5%の養殖サーモンをアザラシに持ってかれてるそうです

しかもアザラシ対策に何億というお金を使ってきましたが、今だ完璧に押さえつけることができておりません。

これぞまさに自然と人間との戦いですね

ということで、一通り養殖場を視察し、陸へ戻りました

長一日で皆さんはお疲れの様子でしたので、すぐハイダウェイ ベイを後にして、ホバート市内への戻りました。

さー、これで”仕事”は終わりました

明日は、皆様が楽しみにしていた、ゴルフ大会INタスマニアです

当日の模様はパート5で
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タスマニアツアー パート3

こんにちは、のぶです

さて、パート1、パート2に続き、今回はタスマニアツアー2日目の報告です。

2日目(6月1日)は、今回のツアー最大の目玉、タスマニア州政府からの感謝状の贈呈式及び昼食会の日です

ホテルで朝食をとって、時間があったので少し散歩をした後着替え、タクシーにて会場へ向かいました。

場所はウォータフロントのレストラン。

今回の感謝状贈呈式の主催はタスマニア州副知事も兼任しております、タスマニア経済開発庁長官のラーラ・ギディングス氏です。

名前から女性とは推測出来ましたが、副知事、経済開発庁長官というくらいなのでどんな方が来るのかみんなドキドキしながら待っていたら、なんと36,7歳(私と同じ位)の非常に若くかわいらしい方でした

みんなビックリ

初めは秘書の方かと思うほどでした

聞いてみると、タスマニアはおろか、オーストラリア自体が政治家は日本と違いみんな若く、概ね40~50歳まで続けばいいほうだとか…

確かに現オーストラリアのラッド首相は53歳と若いですし、現地の人に聞いたところ、前首相のハワード首相は政策面や経済発展に大きく貢献し、人気が高かったが、政権の座が長いことから、変化を求める若い有権者の支持を得られず選挙に敗北したと聞いたことがあります

もちろんオーストラリアは歴史の浅いこともあると思いますが、日本との間隔の差を改めて実感しました。

さて、少し話はそれてしまいましたが、無事長官が会場入りし贈呈式の開始となりました。

するとどうでしょう あっという間に会場はテレビ局や新聞記者で溢れ返ったではありませんか

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↑贈呈式の様子。黒い服で感謝状を手にしているのがギディングス経済開発庁長官。右隣がフランシス・ベンダー。一番右が北辰水産さんの高山専務。一番左のピンクのドレスの方は州政府公認の通訳を行うユキコ・バーンズさんです。

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↑報道機関の多さがわかると思います

ギディングス長官が北辰水産さんへの敬意と感謝の意を表し、素晴らしい感謝状が高山専務への手と渡りました

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↑長官から高山専務へと感謝状が渡った瞬間です。すごい感動しました

ギディングス長官から感謝状が渡った後、フランシスからも感謝の意が評されました。

ヒューオン社単独で北辰さんとの取り組みはまだ2年弱ですが、その間、試食会など、独自の取り組みお重ねてきたのでヒューオン社としても今回の感謝状贈呈は心から嬉ったみたいです

フランシスのスピーチの後、社長のピーター(ピーターは人目で話すことが大の苦手)から、立派なサーモンのはく製が贈呈されました

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↑ピーター・ベンダー社長から記念品のサーモンのはく製が高山専務に渡った瞬間

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↑贈呈式後、報道機関向けにギディングス長官、ベンダー夫妻、高山専務との記念撮影。みんないい顔してます

式が終わった後は、外で報道陣からの取材が始まりました

タスマニアサーモンやタスマニアの環境についての感想、北辰水産さんでの販売数量や売上、今後の展開など、一通り質問がされた後、ついに来ました、クジラに関する質問

みなさん御存じのようにオーストラリアは強烈に捕鯨反対を表明しているIWC加盟国です

また、オーストラリアから、あの有名なシーシェパードへ多額の資金が流れているとも言われており、実際のシーシェパードのスティーブ・アーウェン号がホバートに停泊している姿を去年のタスマニア出張で見たくらい、捕鯨反対に関心の高い国です
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↑報道陣の質問に答える高山専務

予期せぬ質問にも高山専務は日本人が誰もが思っている文化の背景を堂々と報道陣へ伝え、質問に答えておりました。さすです

その後はレストランでの昼食会レストランが気を使ってくれて、チャーハンや焼きそばなどの和食風メニューに加え、スモークサーモンや牡蠣、サラダなどどれもおいしい料理を提供してくれました

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↑昼食会後、ギディングス長官と高山専務のツーショット

これにて贈呈式及び昼食会は終了。ダラダラとせず、非常に段取りの取れた内容でした。

この場を借りまして、感謝状を贈呈しいただいた、タスマニア州副知事兼経済開発庁長官ラーラ・ギディングス氏、経済開発庁対日担当アラン・キャンベル氏、日本オーストラリア領事館竹内氏、ヒューオン社ピーターとフランシス・ベンダー夫妻、ヒューオン社輸出担当アントン・ヒューオンに感謝したいと思います。

本当にありがとうございました

また、式典のためわざわざ日本からお越しいただいた高山専務をはじめとする北辰水産課長の皆さん、柏の吹野さん、横浜の松尾さん、本当にありがとうございました

非常に貴重な経験が出来ましたし、今後、さらなる努力をしていく起爆剤ともなりました。

さて、式典後は車で約1時間半のところにあるヒューオン社の養殖場へと向かいました。

この内容は次回へのお楽しみ

タスマニアツアー パート2

こんにちはのぶです

前回に続き、パート2、パート3、パート4に分けて、タスマニアツアーの詳しい内容を、写真とともに皆様に楽しんでいただこうと思います

今回のツアーは初めてのことの連続でしたが、まずは現地までの空路です

今までは成田空港からカンタス航空を利用しシドニーまでノンストップで飛んでいましたが、今回は初めてシンガポール航空、しかもビジネスクラスでシンガポール経由、メルボルンで現地へ入ることになりました

シンガポール経由ということもあり、飛行機に乗っている時間は長かったですが、さすがは世界最高のサービスを誇るシンガポール航空

ビジネスクラスの席は約2人分のスペースがあり、なんと座席はベッドに早変わり

料理もうまいし、テレビはでかいしで至れり尽くせりでした

さて、成田空港に9:30集合、無事に飛行機の出発して、シンガポールを経由してメルボルンへ。

メルボルンでは"コーヒー”事件(内容はヒ・ミ・ツ)が発生して、本当に焦りましたがなんとか乗り切り飛行機を乗り換え、デボンポートへ向かいタスマニアへ入りました。

通常は州都のホバート(南)へ入るのですが、今回は現地養殖会社のヒューオン社が北のデボンポートに新しく加工工場を建てたことで、視察をするためデボンポートに入ることになりました。

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↑デボンポート到着後のワンショット。みなさんちょっとお疲れ気味

ヒューオン社の新しい工場はデボンポートからわずか30分ほどのところにあります。
そこでヒューオン社の社長夫妻、ピーターとフランシス・ベンダーに迎えられ、工場を視察。

もともとは乳製品を加工していた工場を改築して建てたので非常に衛生面がしっかりしており、最新鋭の機械が導入されているすばらしい工場です。

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↑工場の外観。広大な土地にポツリと…大きなヒューオン社のロゴが目を引きます

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↑工場へ入る前のワンショット。みんな白衣とネット帽がよくお似合いです

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↑工場内部。非常に衛生面に優れ、オートメーション化されてラインで人の手にはほとんど触れずサーモンが加工されていきます。

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↑ヒューオン社の取締役でもあるフランシス・ベンダー。おちゃめでかわいい人です

無事視察を終え、ホバートへと移動。

ただし、デボンポートからホバートまでは車で約3時間

途中、昼食やおタバコタイムを取りながら永遠田舎道を走りました

タスマニアは本当に素晴らしいところで、大自然に囲まれていて、なかなか味わえない場所でもありますが、内陸部は景色が単調で、同じところをグルグル回っているような錯覚にとらわれます

ただでさえ長い間飛行機に乗っていたのでみなさんは本当に大変だったと思います

本当にお疲れ様でした

ホバートへ到着後はホテルへチェックイン

オーストラリアで最も古いカジノがあるホテルですので、夕食までの時間、みんなカジノで遊んでました

そこからホバート中心街のウォーターフロントローケーションのレストランにてヒューオン社主催の歓迎夕食会


料理もワインもおいしく、みなさま少し緊張とお疲れ気味でしたが料理を堪能しておりました。

これにてDAY1は無事終了。

DAY2はパート2にて乞うご期待

タスマニアツアー

お久しぶりです、のぶです

最近更新しておらず、申し訳ございません

言い訳は一切ございません……

さて、5月30日から6月4日までタスマニアに行ってきました。

今回の訪問の理由は、わが社が一番お世話になっております北辰水産さんが、長年のタスマニアサーモンの販売によりタスマニア経済の発展に大きく貢献したとこで、なんと州政府より感謝状が贈呈されることとなり、そのアテンドで同行させていただきました

北辰水産さんはブルーリンクが開業する遥か前、約20年近くにわたりタスマニアサーモンの販売に力を入れていただいており、その功績がついに認められ今回の感謝状贈呈の運びとなりました

日本の独立した会社が、州政府より、販売の功績により感謝状を贈呈されることは異例中の異例で、本当に喜ばしいことです

今回の参加メンバーは、北辰水産さんより、代表取締役 高山専務、荒川課長、持田課長、小島課長の4名。また日頃から北辰さんとのパイプ役としてお世話になっております柏魚市場さんより吹野部長、横浜丸魚さんから松尾執行役員と私の総勢7名のツアーとなりました。

高山専務は北辰水産さんの営業のトップで店舗展開や仕入れなど、すべてを統括しているビッグボスです。日頃から本当にお世話になっています

荒川課長、持田課長は横浜エリアを管轄しており、町田小田急、藤沢さいか屋などの試食会で日頃からお世話になっております。

小島課長は東京エリアで、よく試食会を行う池袋東武プラザを担当しております。

吹野部長、松尾役員は常日頃から北辰水産さんとわが社の間に入っていただき多方面からサポートしていただいており、お世話になりっぱなしです。

とうメンバーと今回は同行させていただきました。

私自身、このような重要なツアーをアテンドさせていただくのは初体験で、非常に不安でいっぱいでしたが、参加していただいたメンバー皆様が非常に協力的かつ楽しいメンバーで、笑いが絶えず常に和気あいあいと日程を過ごすことが出来ました。

ただし、途中途中でご迷惑をおかけいたしましたこと、この場を借りてお詫び申し上げます

今後も北辰水産さんがより発展できるよう心よりお祈りしております。

皆様も北辰さんの店舗近くにお越しの際は是非一度お店に足を運んでみてください。

お世辞抜きにして、本当にいいものいっぱい置いてあります。

いい魚は本当においしいですお肉なんて目じゃありませんよ

さて、今回は2回に分けて更新します。

次回はタスマニアツアー中に撮影した写真を含め、ツアーの内容を報告しますね

乞うご期待

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