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カナダ出張②

こんにちは、のぶです

さて、カナダ出張パート②です

Walcan社を視察後、養殖場のあるKyuquot Sound(カユーケット サウンド)という場所に車で移動

ご存じの通り、カナダは先住民であるインディアンの保護地区が多く、実はこのKyuquot Sound も保護地区です

んん保護地区で養殖していいのと疑問に思う方もいるかも知れませんが、地域産業発展と先住民の雇用、さらにはもともと生息している生物の養殖という条件なら、地区中心の村の村長が首を縦に振ればOKになるとのことです

ま、予想できる通り、そう簡単には村長は首を縦に振りませんし、もともとカナダでは養殖魚に対する考えは賛否両論なので、村長独断ではなく、生物学者やその方面で頭のいい先生の意見を聞きながら判断するとのことです

細かいことはさせておき、無事に養殖の許可をいただいたことで、今こうやってギンダラを日本に輸入できるようになりました

村長ありがとう

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本当に雄大なところです

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少し曇り気味で残念でしたが、カナダならではの大自然

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養殖場まではボートのみ、周りには何もありません

2年前と比べ、さほど変化はなく、のどかな雰囲気を満喫する一日目となりました

夜はもちろん養殖場でBBQ

みんなで手分けして肉焼いたり、ギンダラのお寿司作ったりで大盛り上がりでした

養殖場で働いているインディアンや、責任者のテリーさんも本当にいい人たちばかりでよく面倒見てもらいました

みんなありがとう

養殖場はすべて自家発電で電気を供給しています

経費削減のため、夜9時ころには発電機を切ってしまうので、すべては暗闇と化します

しかも、周りに明りが全くないことから、いままで体験したことにない暗闇になります

途中トイレに行くのみ一苦労

懐中電灯を手放せません

ただし、時差ぼけや移動の疲れであっという間に爆睡

こうやって養殖場での1日目は終わりました

さて、パート③では初めてのサーモン釣りの体験の報告です

お楽しみに
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カナダ出張①

こんにちは、のぶです

少々アップが遅れましたが、9月末に、金田君と2年ぶりにカナダへ出張に行ってきました

カナダと言えば当然ギンダラの件です

ギンダラのビジネスが始まる前に産地を理解するため訪問してきたのですが、今回は定期訪問です

場所はバンクーバーの東に位置するバンクーバー島(四国程の大きさ)

現地入りして翌日、まず初日は水揚げ後、内臓を処理して箱詰め、輸出梱包を委託で行っているWalcanという工場を視察してきました

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↑Walcanの工場

工場は2年前と比べ、基本的なところは変更ありませんでしたが、内部の余分な壁が取り払われており、広々としておりました

最近のサーモン処理工場は機械化が進み、人をあまり使わず処理するケースが多いですが、Walcan社は結構なスタッフを抱え作業していました

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↑工場内部。衛生管理もバッチリ

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↑梱包が終わり、出荷前のうちのギンダラ君達

機械化がどんどん進む中、Walcanでは地域雇用も視野に入れながら運営していることで、スタッフが非常に多いという印象を受けました。

ただし、ギンダラに限った事かも知れませんが、現時点では養殖する上で、品質に問題が残っていることも事実です。よって、規格外の処理や梱包を余儀なく行うことも多々あります。

これには機械では限界があり、人の手で処理する必要性があることも強く感じました

本格的な商業ベースに乗ってまだ6年、今後の養殖技術の進歩と品質改良が楽しみです

工場を出て、車で走っていると近くの沼が鏡のように景色を映し出していて、とても感動的でした

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パート②に続く

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